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  3. 最長で最強の大型スクイーズ式コンクリートポンプ車新型「“Hyper CP”スクイーズクリート」を発売
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    ITV_2019年11月号表紙

    月刊ITV 2019年11月号

    発行:令和1年11月1日 発行所:(株)日新(HP) 執筆:大島春行・大西徳・伊藤慎介・井上元・岡雅夫・佐原輝夫・鈴木純子・中田信哉・西襄二・橋爪晃・宮代陽之・谷田裕子 表紙・レイアウト:望月満 記事&編集:横路美亀雄・於久田幸雄

    極東開発…最長で最強の大型スクイーズ式コンクリートポンプ車

    新型CP…極東開発

    新型「“Hyper CP”スクイーズクリート」を発売

    極東開発工業㈱はこのたび、スクイーズ式コンクリートポンプ車で国内唯一の大型車で、国内最長・最強スペックとなる26メートル級のブームを搭載した「“Hyper CP”スクイーズクリートPH80A-26C」を開発し、2019年10月15日に発売した。 新機種は、機動性の高いGVW16トン級(積載8トン車級)の大型ショートホイールベースシャシに、26m級ブームと、実用域での圧送能力を従来機(スクイーズクリートPH80-26B)に比べ約17%向上させたポンプユニットを搭載した大型スクイーズクリートである。「残留コンクリートゼロ+低騒音」といったスクイーズ式の特長である環境性能と、機動力を兼ね備えた、コンクリートポンプ車の国内トップメーカーとしてのノウハウを活かしたハイパーな機種となる。極 東開発グループでは、今回の新機種の投入により製品ラインナップを拡充し、特装車事業の強化を図って行くとしている。

    新型「“Hyper CP”スクイーズクリートPH80A-26C」...ザ・トラック

    新型「“Hyper CP”スクイーズクリートPH80A-26C」

    26メートル級M型4 段屈折ブーム...ザ・トラック

    26メートル級M型4 段屈折ブーム

    コンパクト設計による高い機動性を実現...ザ・トラック

    コンパクト設計による高い機動性を実現

    制振装置(KAVS)...ザ・トラック

    制振装置(KAVS)

    RPH80A-26Cの特長

    (1)コンパクト設計による高い機動性 国内唯一となる大型車架装のスクイーズ式コンクリートポンプ車で、GVW16トン級の大型ショートホイールベースシャシの採用や、バランスを考慮したポンプ・ブームユニット等のレイアウト設計で、大幅なコンパクト化を実現。都市部をはじめスペースに制限のある現場にも対応可能な高い機動性を確保した、オールマイティーな車両である。 (2)国内最長26mブーム ロングブームのニーズに応え、スクイーズ式で国内最長となる26m級M型4段屈折ブームを搭載。 (3)油圧システムの最適化による大幅な能力アップとスクイーズ式ならではの環境性能 ポンプユニットの油圧システムの最適化で、実用域での圧送能力が従来機に比べ約17%向上させたことで、高効率かつ余裕のある打設を実現。また、スクイーズ式の特長である「残留コンクリートゼロ+低騒音」という高い環境性能も兼ね備えている。 (4)極東開発が開発した独自の制振装置で優しい打設作業 ブームに掛かる荷重をサスペンション機能により軽減し、揺れを抑える独自開発の制振装置(KAVS)を搭載。耐久性アップと、オペレータの負担が低減し、作業環境を向上させている。

    販売価格

    ・販売価格…6,400万円(希望小売価格、消費税抜き・シャシ価格込み) ・販売目標台数…20台(年間)

    新明和…回転板式塵芥車の新モデルを発売

    塵芥車…新明和工業

    基本性能と使いやすさの向上で安心して使える塵芥車

    新明和工業㈱は、回転板式塵芥車「G-RX」の2、3トン車級の新モデルを開発し、2019年10月1日に発売した。 新モデルは、積込能力をはじめとする基本性能を格段に向上させ、より簡単に誰でも安全に、安心して利用できる使いやすさを追求した。ワンハンド開閉式テールゲート、ワンタッチ開閉式汚水タンクシャッター、開閉アシスト付大型ルーフカバー等、作業時の操作性と省力化に配慮した機能を標準装備した。 また、専用大型リヤコンビネーションランプとハイマウントストップランプを採用し、車両後方からの視認性を高め、より安全性を向上させるとともに、街に溶け込むスマートなデザインを実現させている。そのほか、超小型LEDバックランプの採用をはじめ、バックアイカメラ等の安全装備も充実させている。 塵芥車の国内トップメーカーとして、性能、品質の更なる向上と、ニーズに適した商品ラインアップを図ることで、ユーザーにとってより価値のある商品の提供に努めていくとしている。

    回転板式塵芥車-G-RX(2トン車級)の新モデル...ザ・トラック

    回転板式塵芥車-G-RX(2トン車級)の新モデル

    「G-RX」の主な特長

    (1)積込能力の向上 積込プレートの刃先出力大幅アップにより、積込性能を大幅に向上。(押込板46%、回転板7%の刃先出力アップ) (2)使いやすさ、メンテナンス性の向上 片手、両手どちらでも楽に開閉できるワンハンド開閉式テールゲートを採用し、収集時の作業性を向上。左右どちらのハンドルからでも開閉が可能。ホッパ部汚水タンクシャッターに片手で操作可能なワンタッチ式を採用し、操作性を向上した。 大型開閉式ルーフカバーによりホッパ部のメンテナンス性を向上し、開閉アシストにガスダンパーを採用したことで操作が容易となった。また、ホッパ、ボデー安全棒の操作性を改善し、より使いやすくなった。 キャブ内コントロールパネルはピクトグラムを採用し、各スイッチの操作内容が分かりやすくなった。

    主要諸元...ザ・トラック

    主要諸元

    (3)安全性の向上 「塵芥車専用の大型リヤコンビネーションランプ」を採用し、取付位置を投入口横上方に変更することにより車両後方からの視認性を向上。ハイマウントストップランプを投入口上部中央に新設し、車両制動時の後続車からの視認性を高めた。超小型LEDバックランプを採用し、周辺部との一体感と後退時の十分な視認性を両立させた。 (4)スマートなデザイン G-RX同一のリヤコンビネーションランプの採用・配置等により、ホッパ(車両後部の積込装置)部を中心に、街に溶け込み一体化する、スマートですっきりとしたデザインに仕上げた。

    販売価格(除くシャシ)

    ・3,768千円(2トン、4.4?、標準仕様、消費税抜き) ・4,112千円(3トン、6.1?、標準仕様、消費税抜き) ・販売目標:900台(2020年度/2、3トン車級) ・主なユーザー:自治体、廃棄物収集運搬業者、資源物収集運搬業者等

    三菱ふそう…中型トラック「ファイター」2019年モデル発売

    2019年モデル…三菱ふそう

    様々なシーンを想定した先進安全装置を新規搭載

    三菱ふそうトラック・バス㈱(MFTBC)は、先進安全装置とテレマティクス機能を新たに搭載し、慢性的なドライバー不足に伴う安全装置や運行効率化といった市場ニーズに対応した中型トラック「ファイター」の2019年モデルを発表、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて2019年9月より販売を開始した。 4気筒および6気筒エンジンの2エンジンタイプを展開する中型トラック「ファイター」2019年モデルは、様々なシーンを想定した先進安全装置を新規導入し、安全運転のサポート機能を大幅に強化した。「ファイター」2019年モデルに新たに搭載された先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト(Active Sideguard Assist)」は、走行中に車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知し、左操舵または左折ウインカー操作に入ると警報音でドライバーに警告し、左折時の巻き込み事故やレーンチェンジ時の危険性を抑制する。くわえて、高精度ミリ波レーダーを通じて車両を検知しブレーキを自動作動する衝突被害軽減ブレーキ「AMBR plus(エーエムビープラス)」、車両姿勢を検知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、車両の安定性を制御する「車両安定性制御装置(Electronic Stability Program:ESPR)」、運転注意力モニターの機能と車線逸脱警報システム(LDWS:Lane Departure Warning System)を通じて必要な警告を行う安全装置「アテンション・アシスト」を搭載し、安全性能を大幅に改良したトラックとなっている。 さらに、「ファイター」2019年モデルは大型トラック「スーパーグレート」や電気小型トラック「eCanter」ですでに導入しているMFTBC独自のテレマティクス機能「Truckonnect(トラックコネクト)」を中型トラックにも搭載し、運行効率化へのニーズにも対応させている。トラックコネクトデバイスやデジタルタコグラフ等から得られた車両データを用いて車両を遠隔管理する「トラックコネクト」は、車両の位置情報や燃費、遠隔診断を通じた故障の検知などをリアルタイムで確認できる。トラックから送信される車両情報はMFTBCのカスタマー・アシスタンス・センターへ24時間体制で通知され、車両の運行効率化とユーザーのさらなるビジネス効率化をサポートする。 「ファイター」2019年モデルはドライバーの快適性も改良した。視線を動かすことなく手元の感覚で様々なオペレーションが可能になる「ステアリングスイッチ」、リアルタイムで燃費を確認できる「マルチファンクションモニター」、Bluetooth対応のAM/FMラジオを装備したほか、運転席シートヒーターが設定されている。

    中型トラック「ファイター」2019年モデル...ザ・トラック

    中型トラック「ファイター」2019年モデル

    様々なシーンを想定した先進安全装置を新規に搭載...ザ・トラック

    様々なシーンを想定した先進安全装置を新規に搭載

    アクティブ・サイド再度ガード・アシスト検出イメージ、AMB plus 衝突回避イメージ、ESP制御イメージ、アテンション・アシスト作動イメージ...ザ・トラック

    アクティブ・サイド再度ガード・アシスト検出イメージ、AMB plus 衝突回避イメージ、ESP制御イメージ、アテンション・アシスト作動イメージ

    「ファイター」2019年モデルの主な特長

    (1)アクティブ・サイドガード・アシスト(ASA:Active Sideguard Assist) 左死角に隠れた危険を警告する安全装置。ドライバーにとって死角となる箇所をレーダーによりモニタリングし注意を促すとともに、左側方向指示器の作動時やステアリング操作時に警報音とランプで警告する。「アクティブ・サイドガード・アシスト」はオプション設定となる。 (2)衝突被害軽減ブレーキ(AMBR plus:エーエムビープラス) 前方に走行中または停止中の車両があり、高精度ミリ波レーダーが衝突の危険を察知すると、警告や自動ブレーキによって衝突被害を軽減。 (3)車両安定性制御装置(ESPR:Electronic Stability Program)* 車両姿勢を常にセンサーにて感知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、エンジン出力や4輪のブレーキ力を最適に制御し、危険回避をサポート。 (4)アテンション・アシスト 運転注意力モニターの機能と車線逸脱警報システム(LDWS)を搭載した安全装置。高速道路等で車両が車線を逸脱した場合のほか、ドライバーの注意力を監視して必要な時に最適な警告を行うことで予防安全性を高める。 (5)「Truckonnect(トラックコネクト)」 稼働中のリアルタイムなトラックの情報をユーザーのPC端末でチェックできるサービス。車両の現在位置・稼働経路、そして万が一の車両の故障時などのトラブルを確認できるとともに、ドライバーの安全運転の状況もリアルタイムで把握することが可能となる。また、デジタルタコグラフの基本項目も確認することができ、燃費状況も含めた業務効率化を図れる。

    車両スペックと東京地区販売価格

    ・車型:2KG-FK62FK ・エンジン:6M60(T4)型162kW(220PS) ・トランスミッション:6速MT ・主な仕様:GVW8t、平ボデー完成車、フルキャブ、リーフサス ・東京地区販売価格(消費税含む:税率8%):8,948.88千円

    特殊車両通行許可申請解説タブレット端末による許可証携行

    佐久間翔一(サクマショウイチ)

    埼玉県出身。1989年生まれ。早稲田大学法学部卒業。元野村證券株式会社。行政書士。埼玉県行政書士会所属。連結トレーラーや新規格車などの特殊車両通行許可申請が専門。年間許可取得件数は5,000件以上、トラック(単車)、トラクタ、トレーラーの申請台数は延べ50,000台以上の圧倒的実績により、申請業務だけでなく、迅速許可取得に関するコンサルティングまで行う。全国初の特車申請定額サービスを展開し、全国の運送事業者様の迅速な許可取得、事務作業の軽減などに資する。また、トラック協会主催の特車申請研修会の講師、地方整備局への要望書提出会議にも参加など、幅広く活躍。2019年9月より首都圏キット利用協同組合電話相談窓口も担当。

    特殊車両通行許可申請解説vol.3(H31.4.1)

    特殊車両...ザ・トラック

    特殊車両

    【趣旨】

    従来までは特殊車両通行許可証は印刷して、紙ベースでトラックに携行しなくてはなりませんでした。しかし、経路数が多い場合や特車ゴールドの許可の場合にはその枚数は膨大なものとなってしまいます。そこで、平成31年4月1日より、紙ベースの膨大な許可証の管理をタブレットなどに電磁的データとして携行することが可能となりました。この制度のおかげで、今まで助手席に積み上げられていた許可証の束がスッキリし、保管場所を取られることがなくなりました。また、データ通信を利用することによって、必要な許可証を必要な時に本社から当該ドライバーが運転するトラックに送ることができるようになりました。便利な許可証の電磁的データでの携行ですが、もちろん注意しなくてはいけない点もあります。本制度のルールを正しく理解できるよう、今月はまとめました。

    【使用できる電子機器】

    許可証を表示することができる電子機器は、ノートパソコンやタブレット等です。許可証の内容を明瞭な状態で画面に表示できるものと、告知がされております。もし、画面に傷があり、それが原因で許可証の内容が正確に認識できなかった場合や、電子機器の故障により、正しく画面上に表示することができなければ許可証不携帯とされるでしょう。また、画面の大きさですが8インチ以上の機器を推奨されています。厳密に解釈すると、『推奨』なので必ずしも8インチ以上ではないといけないということではありません。皆さんがお持ちのスマートフォン(8インチ以下)で許可証を表示してもセーフでしょう。しかし、わざわざ8インチ以上を推奨しているので、今後は8インチ以上とされる可能性があることが考えられます。従って、許可証をタブレット等で表示することを考え、新しく電子機器を導入する場合には8インチ以上の画面を持つ電子機器を購入することが無難でしょう。

    【許可証の表示】

    今後、タブレット等の電子機器にて許可証携行を考えていらっしゃるのであるならば、まず注意しなくてはいけないことがドライバーへの電子機器操作方法の指導です。なぜならば、許可証表示のために電子機器を使用する場合はドライバー自らが取締りを行っている道路監理員に提示しなくてはなりません。電子機器を操作できないドライバーの場合、道路監理員にタブレットごと渡して、探してほしいと依頼するかもしれませんが、この場合は許可証の不携行とされる場合があります。適切な許可証をタブレット内データから探し、表示させるところまでがドライバーの義務なので、そこは気を付けましょう。

    【許可証不携行による警告】

    かつて紙ベースでの許可証の場合は、取締りにあった時点で現物の許可証を持っていなければ許可証不携行として扱われるのではなく、無許可運行として扱われていました。実際は許可を取得しているにも関わらずそのような対応がとられていたのです。最近では取締りを担当する道路監理員は専用の電子機器を持ち、それを用いて取締りを行ったトラックのナンバーで許可を取得しているか否かをその場で判別できます。従って、許可を取得しているにも関わらず、無許可として扱われることはなくなりました。しかし、許可条件として、許可証の携行が義務付けられているため、実際には許可を取得していたとしても携行していなければ、携行義務違反となります。電磁的データにて許可証を携行できる時代になったからこそ、注意しなくてはいけない許可証不携行の例をまとめました。 ①電子機器の故障およびバッテリー切れ 電子機器が故障もしくはバッテリー切れの場合は許可証の提示ができません。その場合は許可証不携帯となります。故障は突然起こることなので、避けようがない事態ですが、日常的に電子機器の動作確認等を行い、故障の頻度を低めることは可能です。またバッテリー切れに備えて、トラックの中でも充電できるように充電ケーブルやモバイルバッテリー等を用意しておきましょう ②電波の状況 取り締まりにあった時点でタブレット内に許可証を保存していなくても問題ありません。提示を求められた際に速やかにダウンロードできれば携行義務違反とはなりません。しかし、電波の状況によってはその場で求められた許可証のダウンロードができない可能性もあります。対策としては、できる限り許可証をタブレット端末に保存して運行しましょう。 ③操作の不慣れ ドライバーへの電子機器端末操作の指導を徹底しましょう。電子機器端末内に許可証のデータがあったとしても、提示できなければ不携行となります。日頃からの操作指導が重要です。私のお客様の中ではドライバーの高齢化が進み、電子機器端末を使えない方が多いという理由で、許可証を電子機器端末にて携行させることをあきらめてしまった事例もあります。

    【まとめ】

    特殊車両通行許可制度は便利になってきました。これからも様々な手続き簡素化や事務作業の軽減化の方向で制度が変わってくると思います。しかし、せっかく制度が簡素化されたのに活用できなければ意味がありません。しっかりと正しい知識を身に付けたうえで、新しい制度を自社のプラスとなる方向で利用していきましょう。 特殊車両通行許可申請についてのご相談は下記まで、お気軽にお問い合わせください。 【名称】佐久間行政書士事務所 【代表者】佐久間翔一 【住所】埼玉県さいたま市中央区下落合2ー23ー51F 【連絡先】TEL:048ー627ー7799FAX:048ー611ー7276

    解決の糸口が見えない高齢ドライバー問題

    必齢ドライパーによる悲惨な交通事故が後を絶ちません。記憶に新しいところでは4月19日に東京池袋で87浚の男性ドライパーが歩行中の栂子を死亡させるという痛ましい事故や、6月4日に福岡において80代の高齢者ドライパーが夫婦で乗車していたクルマが品走し、夫紺が死亡、6名のけが人が出るという死街事故がありました。

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