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メーカー別|大型トラックの値段を紹介!新車・中古車の価格相場はどのくらい?

大型トラック(10トントラック)の価格は、新車と中古車で大きく異なります。他にもメーカーや車両の状態で価格が変動するものです。購入時は、車両の条件ごとに適切な価格帯を把握し検討することが求められます。
本記事では、大型トラックの価格相場や、少ない頭金で導入する方法なども紹介します。

大型トラック(10トントラック)の概要


大型トラックのサイズと種類を紹介します。中型、小型トラックのサイズも掲載しているため、違いを参考にしてください。

大型トラックのサイズ

大型トラックは、10トントラックとも呼ばれ、一般的に車両総重量が11トン以上のものが当てはまります。
大型トラックのサイズ・車両総重量・最大積載量は、次のとおりです。

サイズ(全長/全幅/全高) 車両総重量 最大積載量
12m / 2.5m / 3.8m以下 12m / 2.5m / 3.8m以下 6.5トン以上

トラックは、大型以外に中型と小型があります。中型、小型トラックのサイズ・車両総重量・最大積載量は、下表のとおりです。

中型トラック 小型トラック
サイズ(全長/全幅/全高) 12m / 2.5m / 3.8m以下 4.7m / 1.7m / 2m以下
車両総重量 5トン以上11トン未満 5トン以内
最大積載量 6.5トン以内 3トン以内

大型トラックの種類
大型トラックは、大きく以下に分類できます。

タイプ
単車トラック 荷台や荷室が搭載されたタイプ ・平ボディ
・バンボディ
・ウィングボディ
・冷凍・冷蔵車
トラクター 荷物を積むトレーラーをけん引するタイプ ・セミトレーラー
・フルトレーラー

大型トラック(10トントラック)の詳細は、以下の記事から↓
大型トラックの種類やサイズ、免許、人気メーカーを徹底解説!
10トントラックとは?大型トラックの特徴や必要な免許を徹底解説!
大型トラックに搭載された基本的な装備は以下の記事から↓
長距離の大量輸送を行う大型トラックの搭載装備とは?便利な車両装備や快適装備を大紹介!

新車・中古車の大型トラックの価格


大型トラックを新車・中古車で購入する場合の平均価格相場をまとめました。

大型トラックの新車価格

新車の大型トラックは、2,000万円〜2,600万円が相場価格(※)です。

大型トラックは、どのメーカーで何の車種を購入するかによって、価格が変動します。その価格幅は、約600万円ほどです。

大型トラックの新車価格は高い傾向で、一括購入が難しいケースがほとんどです。1台だけでなく、一度に数台が必要となるケースもあるでしょう。
その際、多くの場合でローンを組んだり、リース契約を活用するなどしてトラックを入手しています。
(※)本記事で紹介している大型トラックの新車価格を参考に算出しています。

大型トラックの中古車価格

中古の大型トラックは、メーカーや車種だけでなく、年式や走行距離などさまざまな条件によって、価格が変動します。正式な平均価格の算出は難しいでしょう。

安いものであれば、約150万円で購入可能です。高いものだと2,500万円程度となります。
弊社では、中古トラックに特化したリース・ローン「とことんリース」で、お客様の資金繰りをサポートしています。
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【メーカー別】大型トラックの値段


代表的な大型トラックメーカーの販売価格を紹介します。それぞれ車種の特徴も解説しているため、トラック選びの参考にしてください。
各メーカーの新車価格と中古車価格をまとめると次のとおりです。(※)

メーカー・車種 新車(税込) 中古車(税込)
いすゞ「ギガ」 2,597万8,700円 約165万円〜2,366万円
日野「プロフィア」 1,867万円〜2,405万円 約154万円〜1,730万円
三菱ふそう「スーパーグレート」 2,545万5,100円 約144万円〜2,500万円
UDトラックス「クオン」 2,073万円 102万円〜1,754万円

(※)中古車の販売価格は、2024年6月時点の価格ドットコムの最安値から最高値の数値を参考に割り出しています。

以下記事でもさまざまなメーカーの大型トラックを比較紹介しています。↓
国内物流の主力!大型トラック人気モデルのスペックや車両選定のポイントとは?

いすゞ「ギガ(2PG-CYJ77C)」2,597万8,700円(税込)


(引用元:いすゞ「GIGA」)
いすゞギガのウイングタイプ(2PG-CYJ77C)新車と中古車の価格は次のとおりです。

新車(税込) 中古車(税込)
2,597万8,700円〜 約165万円〜2,366万円

いすゞギガの魅力は、「ドライバーの負担を軽減する機能性」と「安全性の高さ」です。

ギガは、「疲れの軽減」を目標に開発された大型トラックで、長時間の走行も快適な高機能シートが装備されています。このシートに採用されているのは、ドイツの名門イスリングハウゼン社のベルトインシートです。調節機能も多彩で、シートヒーターやショルダー調整機能なども搭載されています。

また、運転席の車内高が高くゆとりがあること、収納力が高いことも魅力のひとつでしょう。

他にも、より安全で負担の少ない運転を叶える、次の機能などが採用されています。
・低速走行時パワスト機能:軽いハンドル操作で運転疲労の軽減につながる
・プリクッシュブレーキ:暗い夜道でも歩行者を察知する
(参照元:いすゞ「GIGA」)

日野「プロフィア」:1,867万円〜2,405万円(税込)


(引用元:日野「PROFIA」)

日野自動車の大型トラック、プロフィアシリーズの新車と中古車の価格は次のとおりです。

新車(税込) 中古車(税込)
約1,867万円〜2,405万円 約154万円〜1,730万円

プロフィアシリーズの魅力は、「燃費性能の高さ」です。2017年以降の最新シリーズでは、13Lエンジンから9Lエンジンにダウンサイジングしました。
その他、キャブのバリエーションが豊富なことも、プロフィアシリーズならではです。積荷や使用環境に合わせて最適なキャブを選べます。

また、次のとおり安全性能が充実しています。国が定めるサポカー基準も満たしています。

・PCS:前方の車や歩行者を検知し、危険な場合にはブレーキを促す警報が作動
・スキャニングクルーズ:車間距離を自動制御
・可変配光型LEDヘッドランプ:ハイビームの自動制御
・車両ふらつき・車線逸脱警報:車両がふらついたり、車線を逸脱したりした際に警報が作動
・ドライバーモニター:運転者のまぶたの動き、わき見を察知して警報が作動

(参照元:日野「PROFIA」)

三菱ふそう「スーパーグレート」:2,545万5,100円(税込)


(引用元:三菱ふそう「スーパーグレート」)

新型の代表車型(車両総重量25トン、後輪エアサスペンション、フルキャブ、スーパーハイルーフ)の新車価格と中古車の価格は、次のとおりです。

新車(税込) 中古車(税込)
2,545万5,100円 約144万円〜2,500万円

三菱ふそうの大型トラックスーパーグレードは、2023年12月に新型モデルが発売されました。
前モデル以上の「衝突被害軽減ブレーキ」が搭載されて安全性が高まりました。さらに三菱ふそうは、商用の大型トラックに、高度運転支援機能をはじめて搭載した会社です。安全性の高さは、大きく期待できます。

その他、スーパーグレードは、「ボディのバリエーションが豊富」なことも魅力のひとつです。バリエーションの種類は次のとおりです。

・カーゴタイプ
・ウィング
・ダンプ
・トラクター

さらに、カラーバリエーションも豊富で、365種類の中から好きなカラーを選べます。
(参照元:三菱ふそう「スーパーグレート」)

UDトラックス「クオン」:2,073万円(税込)


(引用元:UDトラックス「クオン」)

UDトラックスの大型トラックであるクオンの新車価格と中古車価格は、6×2(3軸後輪2輪駆動)の標準仕様で以下のとおりです。

新車(税込) 中古車(税込)
2,073万円 102万円〜1,754万円

人間工学に基づいた視点から設計し、「使いやすさ」を追求した運転席がクオンの魅力です。操作性と視認性を根本から見直し開発されています。ストレスを感じることのない、スムーズで快適な運転が可能です。

さらに、安全性を高める次のシステムも導入されています。

・トラフィックアイブレーキ:キャブ内に設置されたカメラで前方を二重監視できる
・ドライバーサポートシステム:ふらつきなどを感知し警報が作動する
(参照元:UDトラックス「クオン」)

中古の大型トラックの値段


本記事で紹介した中古の大型トラックの値段は、102万円〜2,500万円でした。もともと価格の高い「ギガ」「プロフィア」「スーパーグレード」は、中古車でも価格が高くなる傾向です。

安いものは、100万円程度で購入できます。ただし、年式が古かったり、問題を抱えていたりするケースがあります。安全面に懸念があることも考えられるため、注意して見極めなくてはなりません。

業務での使用を考慮すると、大型トラックには安全性を求めることが多いと思われます。そこで、それぞれの車種で年式が最も新しい中古車をピックアップして、値段をまとめました。
(※)中古車の購入を検討する際の参考にしてください。

メーカー 販売名 年式 走行距離 価格
いすゞ「ギガ」 ギガダンプ 2024年 754km 1,780万円
日野「プロフィア」 プロフィアダンプ 2021年 19.9万km 1,487万円
三菱ふそう「スーパーグレート」 スーパーグレードハイルーフ 2024年 404km 1,780万円
UDトラックス「クオン」 クオン(車検済み) 2024年 1,000km 1,534万円

(※)2024年6月時点の価格ドットコムの数値を参考に割り出しています。

中古トラックの価格は値段が大きく変動する

大型トラックは、新車でもメーカーや車種によって600万円ほどの変動があります。中古車になると、それに加えて年式や走行距離など、さまざまな条件が加味されたうえで、相場価格が決まります。

そのため、どうしても中古トラックの値段は大きく変動します。価格の変動に与える条件をまとめると、次のとおりです。

【価格変動の条件】
・年式
・走行距離
・傷やへこみ
・車検
・修復歴
・車種やカラー
・購入時期
・販売店
など

ローン・リースで大型トラックを購入(調達)方法


比較的新しく安全性の高い中古の大型トラックの場合、1,500万円を超える車両がほとんどです。購入資金の調達に頭を抱える事業者も少なくありません。

少ない頭金で大型トラックを導入するときの選択肢として、「ローン」「リース契約」「レンタル」という3つの方法があります。中古車だけでなく、新車導入も叶うのが大きなメリットです。それぞれの特徴を解説します。

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ローンでトラックを購入

ローンにかかる手数料の相場価格 借り入れ金額の0.5%~1.5%
メリット ・いつでも売却できる
・支払い総額はリースより少ない
・業務に合わせトラックを自由にカスタマイズできる
デメリット ・車検や整備時にまとまった管理コストがかかる
・税金や保険の事務処理が発生する
・頭金の用意が必要なケースもある

1つ目の方法は、ローン契約です。
具体的には、契約したローン会社から借りたお金でトラックを購入し、毎月一定額をローン会社へ返済する形式です。
トラックは、自社の所有物となります。自由に売却・廃棄処分できるのはメリットです。業務内容に合わせ自由にカスタマイズもできます。かかる費用は手数料のみで、リースと比較して支払い総額も安いです。

ただし、ローンには審査があります。経営状況を厳しい基準で判断されるため、通過できない場合もあります。これから事業をはじめるケースでは、判断材料がないため、ローンを組む際に次のことが求められます。

・まとまった頭金
・トラックの価格と同じ程度の担保(不動産など)

その他、当然ですが、車検や整備の際にまとまった資金が必要となります。税金や保険、減価償却の申告など、事務処理が煩雑化する点は、注意しておかなくてはなりません。

リース契約でトラックを調達

リース契約の相場価格 トラクターの場合:毎月30万円前後
メリット ・車検・整備などでまとまった管理コストがかからない
・頭金の資金調達が不要
・税金や保険関連の事務処理が不要
・毎月定額の経費計上となるためシンプル
デメリット ・途中解約時に違約金がかかる
・総支払額はローンよりも高くなる
・使用制限がある

2つ目の方法は、リース契約です。リース契約とは、まずリース会社に大型トラックを購入してもらいます。その後、トラックを借り、毎月定額のリース料を支払う形式です。トラックの所有権はリース会社となり、使用権をもらえます。

車検や整備の費用は、毎月のリース料に含まれているため、まとまった管理コストがかかりません。車検や保険の事務作業もリース会社が請け負います。
他にも、リース契約の審査は、ローン審査と比較し厳しくありません。高額な頭金を用意せずともトラックを入手できます。

ただしリースは、途中解約すると違約金が発生します。状況にあわせて気軽に手放せないのはデメリットです。走行距離に制限があったり、トラックのカスタムは基本禁止されていたりすることも不便な点と言えるかもしれません。

レンタルでトラックを調達

レンタルの相場価格 トラクターの場合:1日あたり45,000円
メリット ・1日や数回など一時的な利用に適している
デメリット ・長期間使用する場合は割高となる

3つ目の方法は、レンタルです。契約に審査などがなく、事業の状況に関係なくいつでも調達できるのがメリットです。また、日単位で借りられるため、一時的な利用に適しています。

デメリットは、1日あたりに発生する費用が、リース契約やローンと比較し割高なことです。長期間の利用や定期的に利用する機会が多い場合は、ローンやリース契約をおすすめします。

まとめ

大型トラックの価格相場は、新車の場合で2,000万円〜2,600万円でした。中古車は、条件により値段が大きく変動します。購入だけでなく、ローンやリース契約などの選択肢も視野にいれましょう。
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  • 大型トラックの新車価格は2,000万円〜2,600万円。中古車価格は102万円〜2,500万円
  • 新車の場合は「メーカーや車種」、中古車の場合は「年式や走行距離など」の条件で価格が変動
  • 経営状況に合わせて「ローン」「リース契約」を活用するのが堅実な判断

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