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大型免許を一発合格するには?教習所との比較や費用、試験のコツを紹介

一発合格!大型免許取得の条件と費用 - 教習所での試験種類を解説
大型免許の取得は、トラック業界や運輸業界でキャリアを築くうえで重要なステップです。大型車両を運転するためには高度な技術と知識が必要であり、その取得には教習所での試験が欠かせません。しかし、大型免許の取得条件、費用などさまざまな面で教習所だけでなく、一発合格での取得を志望する方も少なくありません。
この記事では、大型免許取得に必要な条件や費用に加えて、教習所での試験種類や一発合格との違いを詳しく解説します。

大型免許とは

大型免許とは
大型免許とは、特定の大型車両を運転するために必要な免許です。大型車両には、トラックやバスなどの商用車、大型自動車が含まれます。これらの車両は一般車両よりも大きく、重いため、運転に高度な技術と知識が求められます。

大型自動車の定義

大型自動車の免許には、「大型自動車第一種免許」と「大型自動車第二種免許」があります。
大型自動車とは、以下に該当する自動車です。

・車両総重量が11トン以上
・最大積載量6.5トン以上
・乗車定員30人以上

これらの条件を満たした大型自動車はバス、トラック、ダンプカー、タンクローリー、ミキサー車などが該当します。
大型自動車第一種免許を取得すると、日本の公道で大型車両が運転可能です。ただし、大型バスなど旅客を乗せる場合は、大型自動車第二種免許が必要になります。
大型自動車第一種免許と大型自動車第二種免許の違いは以下になります。

大型自動車第一種免許 大型自動車第二種免許
目的 荷物の運搬など 乗客を運ぶ
運転できる車両 トラック、ダンプカー、タンクローリーなど バス、タクシー、ハイヤー、介護タクシー、運転代行業など
免許の取得難易度 普通 一種免許より高め

大型2種免許を取得するには「旅客運送」に関する知識が必要になるため、安全や交通に対する意識をこれまで以上に高めることが重要です。

大型免許の特徴

大型自動車を運転するためには大型免許が必要です。大型免許で以下の車両を運転ができます。

自動車免許のカテゴリ 条件
大型自動車 車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車人員30人以上のいずれかを超える自動車
中型自動車 車両総重量7.5トン以上11トン未満、最大積載量4.5トン以上6.5トン未満、乗車人員11人以上29人以下の自動車
準中型自動車 車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満、乗車定員 10人以下
普通自動車 車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車人員10人以下の自動車
小型特殊自動車 全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.8m以下で最高速度が15キロ毎時以下の自動車
原動機付自転車

大型免許を取得しても「大型特殊自動車」「大型二輪車」「普通二輪車」は運転できないので、注意しましょう。

大型免許の取得条件


大型車両の取得には、いくつか必要な条件があります。大型免許は、重い荷物や多くの乗客を運ぶトラックやバスなど大型車両を運転するための免許であり、普通自動車免許と異なるカテゴリに分類されます。
それでは、大型免許を取得するために必要な条件や取得費用、他の免許との関係を詳しく掘り下げてみましょう。

取得に必要な条件

大型免許を取得するためには、下記の条件を満たす必要があります。
1.年齢
2.試験
3.健康診断
それぞれの条件について、解説していきます。

制限された免許取得年齢

大型免許の取得には、一般的に普通免許(普通車の免許)を取得してから一定の年数や年齢を経過する必要があります。
・​​年齢19歳以上
・普通免許などを受けていた期間が1年以上
・受験資格特例講習の修了

受験資格特例教習とは、年齢要件に関する特例を受けるための教習と経験年数要件に関する特例を受けるための教習です。受験資格特例教習を修了することにより、年齢や経験年数を引き下げることができます。
年齢要件に関する特例を受けるための教習は、旅客自動車など運転に必要な適性(自己制御能力)に関して、座学や実車を含む7時間以上の教習をおこないます。
経験年数要件に関する特例を受けるための教習は、旅客自動車など運転に必要な技能(危険予測・回避能力)に関して、座学や実車を含む29時間以上の教習を受けます。
受験資格特例教習を修了したあと、自動車教習所に通ったり、一発試験を受けることによって大型免許取得が可能です。

ただし19歳で大型免許を取得すると、21歳になるまでの間は「若年運転者期間」となります。この期間中に特定の基準に該当する違反をすると、「若年運転者講習」を受ける必要があります。この講習を受けなかった場合や、受講後に再び違反をすると、特例によって取得した大型免許などが取り消される可能性があります。

免許取得の試験

大型免許を取得するためには、運転技術や法規の試験に合格することが必須です。試験内容は、一般的な免許試験よりも難易度が高くなっています。
大型免許の試験では、適性試験に合格後、学科試験は実施されず、実技試験だけです。この実技試験では、実際に大型車両を運転して試験が進められます。

健康診断の必要性

大型車両の運転は、身体的な負担が大きいため、免許取得時や更新時に健康診断が求められる場合があります。また、以下の条件に満たないと合格基準となりません。

検査 条件
視力検査 両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上
色彩識別検査 信号機で使用される赤色、青色および黄色の識別ができる
深視力検査 三棹(さんかん)法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下
聴力検査 日常の会話を聞き取れること。また補聴器を使用している場合も含め、両耳の聴力で10メートル離れた場所から90デシベルの警報音が聞こえる
運動能力検査 指や手足、腰などに障害がなく、運転に必要な動作が問題なくできる

制限や条件

取得した大型免許には、一部制限や条件が付くことがあります。例えば、一定期間による更新の必要性や、特定の車種に限られる場合があります。

大型車両を運転する際には、普通車の運転以上に交通ルールを守り、安全運転を心がけることが重要です。
(引用元:警視庁)

大型免許取得までにかかる費用

大型免許を取得するための費用は、教習所に通う場合と一発試験を受ける場合で異なります。教習所に通う場合、保有している免許の種類によって費用が変動します。例えば、普通免許を持っている場合は40万~45万円程度、中型免許を所持している場合は30万~35万円程度が相場です。教習所では安全性を考慮した学習プランが提供されており、確実に免許を取得したい方に適しています。

一方、一発試験を受ける場合、費用は比較的抑えられます。試験や免許交付にかかる費用をすべて含めても3万~4万円程度が目安です。ただし、一度で合格しなかった場合は、再試験の費用がその都度発生します。

また、合宿免許も選択肢の一つです。合宿免許では短期間で集中的に学べるのが特徴で、中型免許を持っている場合は20万~25万円、普通免許の場合は30万~40万円程度が相場です。合宿料金には宿泊費や食事代が含まれる場合が多く、通学と比較してお得に取得できるケースもあります。

自分の状況や予算に合わせて、最適な取得方法を選ぶことが重要です。

他の免許との関係

大型免許と他の免許には、以下のような関係があります。

普通自動車免許との関係:大型免許を取得するためには、まず普通自動車免許を取得することが必要な場合があります。普通自動車免許は、一般の乗用車や軽自動車などを運転するための免許であり、大型車両を運転するには追加の免許が必要です。

■免許との関係
一部の地域では、大型免許を取得する前に、小型免許を取得することが必要な場合があります。小型免許は、中型車両を運転するための免許であり、大型免許はさらに上位のカテゴリに位置づけられます。

■特殊免許との関係
一部の大型車両、例えば危険物輸送車両や乗客を運ぶための大型バスなど、特殊な条件を持つ車両を運転するためには、特殊な免許が必要な場合があります。これらの特殊免許は、大型免許とは別に取得する必要があります。

大型免許は、他の免許とは異なる要件やカテゴリを持っています。適切な免許を取得することで、大型車両を安全かつ適切に運転が可能です。

大型免許の種類と選び方

大型免許の取得方法
(引用元:茨城県自動車学校)

大型免許を取得するには、一定の手続きと訓練を経る必要があります。大型車両の運転には高度な技術と知識が求められるため、取得方法は慎重に選ぶことが重要です。
ここでは、大型免許の種類や選び方、取得方法を詳しく解説します。

大型免許の種類と分類

大型免許は、さまざまな種類が存在し、それぞれ異なる車両の運転を許可しています。運転したい車両や目的によって、適切な大型免許を選ぶことが重要です。以下では、代表的な大型免許の種類とその分類について解説します。

1. 大型自動車免許

大型自動車免許は、トラックやバスなどの大型車両を運転するための免許です。この免許には、AT限定とMT限定の2つのタイプがあります。

■AT限定
オートマチック車両のみ運転が許可される免許で、マニュアル車は運転できません。AT車に特化した資格取得を希望する方に適しています。

■MT限定
マニュアル車の運転も許可される免許で、AT車とMT車の両方を運転できます。免許の取得にはさらなる技術と知識が必要ですが、運転の幅が広がります。

2.大型特殊免許

大型特殊免許は、特殊な車両や重機を運転するための免許です。例えば、クレーン車やダンプカー、フォークリフトなどが含まれます。特殊な車両を運転する職業や作業に従事したい場合は、この免許の取得が必要となります。

3.けん引免許(大型限定)

けん引免許は、トレーラーやけん引車を運転するための免許で、大型車両とけん引車の連結が許可されます。長い車両の運転に挑戦したい方や、運送業界でトレーラーの運転をしたい方に適しています。

適切な大型免許の選び方

大型免許を取得する際には、自分の目的や運転したい車両に合った適切な免許を選ぶことが大切です。以下では、適切な大型免許を選ぶためのポイントを解説します。

1.運転したい車両を明確にする

まず初めに、具体的に運転したい車両を明確にしましょう。トラックやバス、特殊車両など、目指す職種や興味のある車両を把握することで、適した免許を見つけることができます。

2.免許の種類と要件を比較する

大型免許は複数の種類がありますので、各免許の要件をよく比較しましょう。AT限定とMT限定、特殊免許などそれぞれに異なる取得条件がありますので、自分のスキルと合致するものを見極めることが重要です。

3.職業やキャリアプランを考慮する

大型免許の取得は、将来の職業やキャリアプランにも影響します。長距離トラックの運転手や特殊車両の運転士など、運転手の職業に就く予定ならば、職場で求められる免許を取得することを考慮しましょう。

4.教習所の評判とサポート体制を確認する

大型免許の取得には教習所のサポートが欠かせません。教習所の評判やカリキュラム、設備などを調査し、しっかりとした指導を受けることが重要です。

適切な大型免許を選ぶことで、免許取得のスムーズな進行や将来のキャリアでも有利になります。自分の目標を明確にし、充実した準備をおこなって大型免許を取得しましょう。

【教習所】と【一発試験】での流れ・試験・費用を比較


大型免許の取得方法は、2種類あります。合宿免許や自動車教習所に通う方法と、自動車教習所に通わずに運転免許試験場で試験を受ける方法です。自動車教習所に通うのが一般的な方法で、普通免許を取得したときと基本的な流れは同じです。

教習所 一発試験
入所条件 21歳以上で普通自動車などの
運転経験が3年以上
視力は片眼で0.5以上、
かつ両眼で0.8以上
(必要な視力がない場合は、メガネ・コンタクトの矯正視力が必要です。)
教習所とおおむね同じでが、
路上練習は、「大型車で過去3ヵ月以内に5日間以上」かつ「有資格者同乗」が必須
教習内容 大型車の運転技術を学ぶ

第1段階の技能教習を終え修了検定を合格すれば第2段階へ進み卒業検定を受ける

適性検査
技能試験 なし あり
「場内試験」と「路上試験」
筆記試験 なし なし
費用 190,000円~547,470円
※所持している免許によって変動
合計30,650円
(受験料4,100円、試験車使用料2,500円、
免許証交付料2,050円、講習受講料(22,000円))

(引用元:東幡自動車教習所)
(引用元:警視庁)

大型免許の一発試験はメリットが多い?

次に大型免許の一発試験のメリットデメリット、実際のテストや合格のコツなどを解説していきます。
一発合格を目指している人はぜひチェックしてみてください。

一発試験メリット・デメリット

メリット
費用を大幅に抑えられる点
・教習所に通う場合に発生する高額な授業料や学科費用が不要なため、受験料や免許交付費用のみで免許取得が可能
※ただし、何回も不合格になると、結果的に教習所に通っていた方が安かったということにもなりかねないので、注意が必要
時間を効率的に使える
・教習所で必要とされる学科や技能教習が不要なため、忙しい方や自分のペースで試験に臨みたい方は、スケジュールに縛られない
一発試験に合格した際の達成感
試験は決して簡単ではありませんが、自分自身の運転スキルを証明することで、大きな自信にもつながる
デメリット
①合格率の低さ
・一発試験では、自動車教習所のような丁寧な指導が受けられないため、特に技能試験の難易度が高い
・運転に慣れていない方には厳しい試験運転技術や道路交通法への理解が不十分だと、何度も試験を受け直す必要がある
費用がかかる
・運転技術や道路交通法への理解が不十分だと、何度も試験を受け直す必要があるため、費用がふくらむ
試験は平日に限られる
・土日しか休みが取れない方にはハードルが高い
・平日に試験場へ何度も足を運ぶ必要があるため、有給休暇を取得するなどのスケジュール調整が必要

一発試験は、運転経験やスケジュールに余裕のある人にとっては魅力的な選択肢ですが、試験の難易度や特有の制約を理解した上で検討することが重要です。

大型免許一発試験の内容やコース

大型免許の一発試験は、適性試験から免許証交付までいくつかの段階で構成されています。一発試験は、高度な運転技術と安全意識が求められるため、試験の流れをしっかり把握して臨むことが重要です。

交付の流れ 概要 具体的な内容やコース
1.適正試験 ・運転に必要な基本的な身体能力が確認される試験
・この段階で不合格となると次の試験に進めない
・視力、聴力、色彩感覚など
・大型免許では深視力検査もある
2.場内試験 試験場内でおこなわれる場内試験で特設コースを使い、
大型車特有の運転スキルが評価される
【発進と停止】
スムーズなクラッチ操作やアクセル操作が求められ、
周囲の安全確認を徹底、正確に停車することが重要


【坂道発進】大型車両特有の操作が必要で、
エンジンの回転数やブレーキ操作が評価される

【狭路通過(S字・クランク)】
縁石にタイヤが乗り上げないように
慎重なハンドル操作が求められる

【方向転換と後退】
ミラーを活用しながら、安全確認を徹底して
指定の位置に正確に車両を移動させる
3.路上練習 路上練習は、試験場から発行される「仮免許」を用いて
実際の道路で大型車の運転を習得する
指定された条件のもとで一定時間おこない、
交通法規を守った運転を習得することが目的
4. 本試験
(場内試験と路上試験)
本試験は、再び場内試験と路上試験で構成されている 【場内試験】
仮免許試験時の内容を再確認し、
特設コースで基本的な運転技術を評価

【路上試験】
実際の道路での運転を評価する試験、
信号や交差点の対応、周囲の交通状況に
合わせた安全運転が求められる
5. 取得時講習 取得時講習を受講し、すべてを修了すると次の段階に
進むことができる
・安全運転に関する知識を深めるとともに、
大型車両の運転における危険回避の方法を学ぶ

・講習には座学と実技が含まれている
6. 免許証交付 免許交付は、試験場で手続きをおこない、新たに取得した
大型免許が交付される。
この段階をもって、大型車両の運転が
正式に認められる

大型免許を一発合格するためのポイントと練習方法

大型免許の一発試験は、合格率が低い難関試験とされていますが、正しい準備と練習により突破が可能です。ここでは、試験対策として押さえておくべきポイントと効果的な練習方法を解説します。

1. 安全確認の徹底

安全確認は大型免許試験の最重要ポイントです。下記のポイントに注意しましょう。
乗車時:車両周囲を確認し、後方を確認しながらドアを開閉します。乗車後はミラーやシートの調整、シートベルトの着用を忘れずにおこないます。
走行中:常にミラーと目視を活用し、左後方目視、左ミラー、ルームミラー、右ミラー、右後方目視といった「5点確認」を徹底します。
踏切通過:停止位置の確認(停止線を超えないかつ1m以内)、窓を開けての音確認、首振り確認をおこないましょう。

2. 大型車両に慣れる

普通車とは異なる大型車両の特性を理解し、運転感覚に慣れることが必要です。下記のポイントに注意しましょう。
車両特性の理解:大型車両は全長12m、車高が高く、内輪差やオーバーハングに注意が必要です。カーブ時にはタイヤの位置や車幅を意識し、安全に通過する練習を積みましょう。
目印を活用:例えば「運転席真下のタイヤが縁石の横に来たらハンドルを切る」といった基準を持つことで安定した運転が可能です。

3. 教習コースの下見とシミュレーション

試験当日、コースはランダムで選ばれますが、事前に教習コースを下見し、イメージトレーニングをおこなうことで余裕を持った運転ができます。下記のポイントに注意しましょう。
ポイント確認:信号や踏切の位置、カーブ時の目印、坂道の勾配などを事前に確認しましょう。
シミュレーション:実際にコースを歩きながら運転を想定し、走行イメージを具体化します。

4. 効果的な練習方法

仮免許を取得したら、路上練習をおこないます。その際は下記のポイントに注意しましょう。
重点練習:S字クランクや方向転換、踏切通過など苦手な動作を重点的に反復練習します。
計画的な練習:試験日までのスケジュールを立て、無理のないペースで練習を進めます。

5. 注意点と減点項目の克服

試験では些細なミスが命取りになるため、以下の点に注意しましょう。
方向指示器の出し忘れ・消し忘れ:確実に操作をおこなうこと。
停止位置のズレ:アンダーミラーを活用し、停止線に正確に停止します。
確認不足:目視とミラー確認を試験官に伝わるように大きく動作する。

大型免許の一発試験場

最後に大型免許の一発試験の会場を紹介します。
基本的には各都道府県に1つはあるので、自分が住んでいる地域の試験場を覚えておくと良いでしょう。

地域 都道府県 場所
北海道地方 北海道 札幌運転免許試験場
中央優良運転者免許更新センター
厚別優良運転者免許更新センター
東北地方 青森県 青森県運転免許センター
八戸自動車運転免許試験場
弘前自動車運転免許試験場
岩手県 盛岡運転免許センター
沿岸運転免許センター
県南運転免許センター
宮城県 宮城県運転免許センター
古川運転免許センター
石巻運転免許センター
秋田県 秋田県警察運転免許センター
山形県 山形県総合交通安全センター
福島県 福島運転免許センター
郡山運転免許センター
関東地方 茨城県 茨城県運転免許試験場
栃木県 栃木県運転免許センター
群馬県 群馬県総合交通センター
埼玉県 埼玉県警運転免許センター
千葉県 千葉運転免許センター
流山運転免許センター
東京都 府中運転免許試験場
鮫洲運転免許試験場
江東運転免許試験場
神奈川県 神奈川県運転免許試験場
中部地方 新潟県 新潟県運転免許センター
新潟県運転免許センター長岡支所
新潟県運転免許センター上越支所
富山県 富山県運転教育センター
高岡運転免許更新センター
石川県 石川県運転免許センター
福井県 福井県運転者教育センター
奥越運転者教育センター
丹南運転者教育センター
山梨県 山梨県総合交通センター
運転免許課 免許センター都留分室
長野県 北信運転免許センター
東信運転免許センター
中南信運転免許センター
岐阜県 岐阜試験場
多治見試験場
東濃試験場
静岡県 中部運転免許センター
東部運転免許センター
西部運転免許センター
愛知県 愛知県運転免許試験場
東三河運転免許センター
近畿地方 三重県 三重県運転免許センター
滋賀県 滋賀県運転免許センター
滋賀県運転免許サブセンター(米原分室)
京都府 京都府運転免許試験場
丹後自動車運転免許練習場
大阪府 門真運転免許試験場
光明池運転免許試験場
兵庫県 兵庫県自動車運転免許試験場
但馬運転免許センター
阪神運転免許更新センター
奈良県 奈良県運転免許センター
和歌山県 和歌山県警察本部交通センター(第1試験場)
和歌山県自動車運転免許第2試験場
田辺運転免許センター
中国・四国地方 鳥取県 鳥取県自動車運転免許試験場(中部地区運転免許センター)
西部地区運転免許センター
東部地区運転免許センター
島根県 島根県免許センター
島根県西部免許センター
隠岐練習所
岡山県 岡山県運転免許センター
倉敷試験場
倉敷運転免許更新センター
広島県 広島県運転免許センター
広島県東部運転免許センター
広島県自動車運転免許三次試験場
山口県 山口県総合交通センター
徳島県 徳島県自動車運転試験場
香川県 香川県警察本部運転免許センター
香川県警察本部東かがわ運転免許更新センター
香川県警察本部小豆運転免許更新センター
愛媛県 愛媛県運転免許センター
高知県 高知県運転免許センター
九州地方 福岡県 福岡自動車運転免許試験場
北九州自動車運転免許試験場
筑後自動車運転免許試験場
長崎県 長崎県運転免許試験場
佐賀県 佐賀県運転免許試験場
佐賀県運転免許センター
熊本県 熊本県運転免許センター
宮崎県 宮崎県総合自動車運転免許センター
延岡運転免許センター
都城運転免許センター
大分県 大分県運転免許センター
鹿児島 鹿児島県総合運転免許試験場
鹿児島県交通安全教育センター
沖縄県 沖縄県警察運転免許センター
安全運転学校 中部分校
安全運転学校 北部分校

Q&A


大型免許の取得に関してのQ&Aをまとめました。

Q.免許を取得する時間はどれくらいですか?

A.教習所に通う場合、20〜40日程度かかります。合宿免許で取得する場合は約2週間が一般的です。学科教習1時限、技能教習を30時限受けることになります。

Q.一発合格はなぜ安いのですか?

A.一発合格は、教習所や合宿の合格率が90%超えに対し30%〜50%と低いです。費用は安いですが、場内試験と路上試験の一発合格は難関です。

Q.大型免許一発試験の合格率と難易度はどれくらい?

A.大型免許の一発試験は、合格率が低く、2022年のデータでは32.4%という結果でした。これに対し、教習所に通って受験した場合、2011~2015年の平均合格率は90.1%と非常に高いです。一発試験の方が難易度が高く、時間やお金をかけてでも確実に大型免許を取得したい人は、教習所に通うのが確実に取得できるでしょう。。

Q.けん引免許や大型特殊免許の取得方法は?

A.けん引免許は、大型車両とけん引車(トレーラーやキャンピングカーなど)を連結して運転するための免許です。取得方法は、普通自動車免許を取得する必要があります。普通免許を持っていない場合は、教習所で普通免許を取得してください。けん引免許(大型限定)の場合、普通免許を取得したあと、けん引車と大型車両を連結して運転するために、けん引免許(大型限定)を取得します。この免許を取得するためには、教習所で指導を受け、試験に合格する必要があります。

大型特殊免許は、特殊な車両や重機を運転するための免許です。大型特殊免許を取得するには、大型車両(トラックやバスなど)の運転経験が必要です。普通免許や大型自動車免許(AT限定やMT限定)などを持っていることが前提となります。次に、教習所での指導を受けます。教習所では特殊車両の運転技術や安全運転に関する知識を学んだあと、試験に合格することで大型特殊免許を取得できます。

けん引免許や大型特殊免許を大型免許と合わせて取得することで、多くの作業現場で働くことができたり、収入アップも見込めます。

Q.大型取得を取得するのに補助金や助成金はある?

A.大型免許を取得する際、補助金や助成金を利用できることがあります。受給資格に該当すれば、費用の一部を国が負担してくれるので、免許取得費用の負担を軽減できます。自分が受け取れるかどうか、事前に条件を確認しておきましょう。

■人材開発支援助成金
人材開発支援助成金は、雇用する労働者のキャリア形成を効果的に促進するため、職務に関連した専門的な知識および技能を習得させるための職業訓練などを計画に沿って実施したり、教育訓練休暇制度を適用した事業主などに対して助成する制度です。
(引用元:厚生労働省)

■教育訓練給付制度
教育訓練給付制度とは、働く人の能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的とする給付制度です。厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了すると、受講費用の一部が支給されます。
専門実践教育訓練、特定一般教育訓練、一般教育訓練の3種類があり、大型免許取得は特定一般教育訓練に該当します。労働者の速やかな再就職および早期のキャリア形成に資する教育訓練が対象であり、受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給されます。
(引用元:厚生労働省)

まとめ

大型免許の取得は、トラックやバスなどの大型車両を運転するために不可欠なステップです。取得には、普通免許の保有が前提となり、一定の年齢や運転経験が求められます。
取得方法としては、教習所に通う方法と一発試験を受ける方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の目的や予算に合わせて、適切な取得方法を選び、計画的に準備を進めましょう。

  • 車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、または乗車定員30人以上の車両が対象
  • 教習所通学の場合40万~45万円程度、一発試験での取得は3万~4万円程度
  • 教習所は指導を受けられるが、費用が高く、一発試験は安価だが合格するための難易度が高い
  • 大型免許を一発合格を目指すには、試験の流れをしっかり把握して臨むことが重要

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