トラックドライバーのオアシス!ドライバーに優しい東名のサービスエリアとは?
日本の物流を担うトラックドライバーにとって高速道路のサービスエリアは休憩や食事、仮眠を取るための大切な存在です。かつて高速道路のサービスエリアで提供されるサービスはお世辞にも満足できるレベルではなかったものですが、近年は大きく様変わりしサービス内容が劇的に向上したと言えます。
特に東名高速道路ではいち早くサービスエリアの充実が図られ、質の高いサービスを提供するサービスエリアが多いと言えるでしょう。東名高速道路の中でも特にトラックドライバーに優しいサービスエリアを紹介します。
ご当地グルメも楽しめる!食事が美味しい東名のSA
幹線道路沿いのドライブインや人気のラーメン店などの存在がクローズアップされる時代もありましたが、路上駐車の取り締まりが厳格化された現在、駐車場の問題などからトラックドライバーにとって食事は深刻な問題です。
大型駐車場完備のレストランも少なくなった現在、コンビニ弁当で凌ぐトラックドライバーは少なくないと言えるでしょう。しかし、絶対に事故を起こさず延着もできないという過酷な環境で長距離を走るトラックドライバーがリラックスし、ひとときの安らぎを得られるのがわずかな食事時間ですからせめて美味しい食事を楽しみたいものです。
サービスエリアの充実を図り全体的なサービス内容が向上した東名のサービスエリアの中でも評判の食事の美味しいサービスエリアは次のとおりです。
海老名SA
東名高速道路を代表する超巨大サービスエリアと言っても過言ではないのが海老名サービスエリアで、首都圏を走るトラックドライバーにとってはおなじみのサービスエリアだと言えるでしょう。
巨大サービスエリアだけに提供されている食事メニューも豊富で、絶品パスタが楽しめる「パレットパスタ」や、おにぎり・お茶漬け専門「こめらく」、ボリューミーで美味しい和食が食べられる「海鮮三崎港」などが特に人気です。
当然サービスエリア定番メニューのそばやラーメン、ハンバーガーなど忙しいトラックドライバーのためのメニューも用意されているので食事には困ることがないサービスエリアだと言えます。
足柄SA
足柄サービスエリアも東名高速道路のサービスエリアの中では全国的に知られるサービスエリアです。規模の大きなサービスエリアの中にはレストランやフードコートが充実しています。
うどん専門の「足柄麺宿」、チーズドッグが名物の「シュガーマウンテン」、本格的中華が堪能できる「中華万里」などが有名です。もちろんそばやうどん、ラーメンなどの定番メニューも用意され、コンビニも併設されているので時間がないときは簡単に食事を済ませることも可能です。
牧之原SA
[NEXCO 中日本より引用]
広大な牧之原台地に位置することからトラック用の駐車環境が整えられているのが東名・牧之原サービスエリアです。新鮮な海鮮料理が人気の「駿河の恵」では、マグロの水揚げで有名な静岡ならではの新鮮なマグロがたっぷりのマグロ丼が食べられます。
また本格ラーメンが手軽に味わえる「麺屋 燕」も人気のおすすめ店ですし、サービスエリア定番メニューを提供するフードコーナーやコンビニも設置されています。
安心の駐車スペース!広くてゆっくりできる東名のSA
神奈川県から愛知県までの約350kmを繋ぐ東名高速道路には、サービスエリア・PA(パキングエリア)併せて22ヶ所の休憩施設が設けられています。東名を走るトラックドライバーには行きつけのサービスエリアやPA(パーキングエリア)があるのではないでしょうか?
トラックドライバーにとってゆっくり休憩できる条件として「広い駐車スペースが確保されていること」は絶対条件として挙げられると思います。休憩したいタイミングでサービスエリアに入っても、駐車スペースがないのでは時間が無駄に過ぎるだけなので駐車スペースの広さは忙しいトラックドライバーにとっては非常に重要な問題です。
東名高速道路の中でも安心できる駐車スペースを確保し、ゆっくりと休憩できるおすすめのサービスエリアは次のとおりです。
海老名SA
食事が美味しいサービスエリアとして既に紹介しましたが、東名高速道路有数の巨大サービスエリアである海老名サービスエリアは大型トラックの駐車スペースも余裕の上り線89台・下り線分111台分が確保されています。
富士川SA
富士山の眺望が美しいサービスエリアとして知られる富士川サービスエリアは、大型トラック用駐車スペースが上り線側39台・下り線72台分とやや物足りない感もありますが、飲食店やフードコート、コンビニなどの施設の充実や富士の眺望が魅力のゆっくりできるサービスエリアです。
上郷SA
かつて下り線側で全日本トラック協会の指定するトラックステーションになっていたのが愛知県の上郷サービスエリアです。現在はトラックステーションではありませんが、大型トラック用の駐車スペースは上り線112台・下り線103台分と大きく取られています。
レストランやフードコーナー、コンビニなどの施設も充実しているのでトラックドライバーの憩いの場であることは今も変わりないと言えるでしょう。
まとめ
日常的に時間に追われながら長距離を運転するトラックドライバーにとって、高速道路のサービスエリアはまさにオアシスのような存在だと言えるでしょう。トラックドライバーの肉体的負担はトラックの装備によって大きく軽減されるものですが、長時間・長距離の運転は非常に過酷であることに変わりありません。
日本の大動脈と言われる東名高速道路を走っている際に疲れを感じた場合は、今回紹介したトラックドライバーに優しい東名高速のサービスエリアを利用して、疲れを癒してください。皆さんの安全運転をお祈りします。