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リサイクルパーツで高コスパのトラック修理を実現!リビルド品とリンク品の違いとは?

リサイクルパーツで高コスパのトラック修理を実現!リビルド品とリンク品の違いとは?
高い耐久性が求められるトラックには頑丈なパーツが装着されており、頑丈に作られているパーツの価格は決して安くないため残念ながらトラックの修理費用は高額な傾向にあるといえるでしょう。
しかしさまざまな業界に影響を及ぼしている価格破壊の波はトラック修理にも波及しており、コストパフォーマンスの高いトラック修理の実現のためにリサイクルパーツの活用が注目されています。リビルド品とリンク品の違いなどリサイクルパーツのなかの分類や特徴を紹介します。

トラックの搭載パーツの多くは使用と共に摩耗・劣化が進行する

トラックの搭載パーツの多くは使用と共に摩耗・劣化が進行する
トラックは数えきれないほど多くの点数のパーツで構成されており、装着されるパーツの大部分が金属を原材料に製造されています。金属パーツを組み合わせることでトラックが形成されていることから、トラックは金属パーツの塊であると言えますが使用と共に、金属パーツには摩耗や金属疲労などが生じ経年劣化が進みます。

経年劣化の進行と共に正常稼働が難しくなり、一定以上経年劣化が進行したパーツは使用限度に達するため不具合が生じ使用できなくなります。工業製品であるトラックは不具合が生じたパーツを交換することで本来の性能を取り戻せますがパーツ交換コストは決して安価でない傾向にあると言えます。

経年劣化したトラックを蘇らせるパーツ交換!交換コストは抑えられる?

装着パーツの経年劣化の影響でトラックの性能が低下した場合でも経年劣化が進んでいるパーツや使用限度に達したパーツを交換することでトラック本来の性能を取り戻すことは可能ですが、パーツ交換コストは高額な傾向にあります。

貨物自動車であるトラックは主に輸送業務に用いられるため長時間高負荷での稼働に耐えられる耐久性が求められ、装着パーツも頑丈に作られているため新品パーツの価格が高価であることがパーツ交換コストを押し上げていると言えます。

環境とお財布に優しいリサイクルはトラックのパーツにも存在する

環境対策に高い効果が期待できるリサイクル運動はすっかり国内に定着した文化ですが、リサイクルには経済的負担を軽減すると言う効果もありパーツ価格が高額なトラック修理にリサイクルパーツが活用されています。

メンテナンスコストを抑えるのに効果的なリサイクルパーツとは?

メンテナンスコストを抑えるのに効果的なリサイクルパーツとは?
リサイクルパーツには新品のパーツを使用するよりも高い経済効果が得られると言う魅力があるものの、「中古パーツの再生品なのでは?」とリサイクルパーツの品質に対して不安を感じる方も少なくないのではないでしょうか?

確かにリサイクルパーツは既に使用されていたパーツを再利用するため、中古パーツの再生品であることに間違いはありませんが、リサイクルパーツには、3つのグレードが存在しグレードによってクオリティが異なることを掴んでおけば効果的にメンテナンスコストを圧縮できると言えます。

リサイクルパーツの分類は複雑?処理方法の違いで3つに分類できる

ひと口にリサイクルパーツと言っても再利用までの過程によってリビルド品・リンク品・中古品の3つのグレードに分類することができ、グレードによってリサイクルパーツのクオリティは大きく異なります。

コストパフォーマンスの高いトラックの修理実現には、パーツの重要度や求められる耐久性を理解した上でリビルド品・リンク品・中古品を上手に使い分けることが求められますので、リサイクルパーツの3つのグレードであるリビルド品・リンク品・中古品の詳細を紹介します。

新品パーツ同様のクオリティを持つリビルド品

再生や再構築を意味するリビルドを掲げるリビルド品は取り外した中古パーツを分解し油脂分を洗浄したうえで摩耗や劣化部分を点検、必要に応じた部品交換を行い組み上げたリサイクルパーツで、外装塗装なども施され新品同様のクオリティを実現したものです。

エンジン・トランスミッション・ドライブシャフトなどトラックの最重要パーツと呼ばれるものから、ラジエターやエアコン・コンプレッサーなど幅広いリビルド品が存在し6~24ヶ月程度のメーカー保証が付くものも珍しくありません。

コスト重視のメンテナンスに用いられるリンク品

リサイクルパーツではあるものの高額な傾向にあり経済的メリットが小さいリビルド品と比較すると、経済的メリット大きいのがリンク品です。リンク品は取り外したパーツを分解し、油脂分を洗浄したうえで摩耗や劣化部分を点検するまでは、リビルド品と同様ですが、特に不具合が認められない場合は部品交換が行われません。

取り外しから出荷までの手間を最小限まで省くことで最低限のクオリティ提供と低価格を実現しているリサイクルパーツがリンク品で、リビルド品より使用限度に達するのが早いと言われています。

取り外した状態で再利用する中古品

十分なメンテナンスを行い新品同様のクオリティを実現するリビルド品と最低限のメンテナンスを行い低価格を実現するリンク品は程度の違いはあるものの出荷前にメンテナンスが施されるのに対し、取り外したパーツをそのままの状態で使用するのが中古品です。

使用歴の短いトラックから取り外したものは、クオリティや一定の使用期間が期待できますが、使用歴の長いトラックから取り外したものにはクオリティや使用期間などの期待ができず品質の個体差が大きい反面、価格が最も安いのが中古品の特徴です。

リサイクルパーツを使用するメリットとデメリットとは?

リサイクルパーツを使用するメリットとデメリットとは?
リサイクルパーツにはリビルド品・リンク品・中古品の3つのグレードが存在し、グレードによって価格やクオリティが大きく異なりますのでリサイクルパーツとして一括りにするのは難しいといえますが、リサイクルパーツ利用のメリットとデメリットを紹介します。

コスパの高いメンテナンスを実現できるリサイクルパーツ

リビルド品・リンク品・中古品のなかからどのグレードを選ぶかでリサイクルパーツの価格は大きく異なりますが、どのグレードのものでも新品のパーツと比較すると安価であることは間違いありません。

新品パーツを使用した修理やメンテナンス費用はどうしても高額になってしまうため、リサイクルパーツを活用することで頭の痛い修理やメンテナンス費用を効果的に圧縮することが可能となるのがリサイクルパーツのメリットだと言えるでしょう。

リサイクルパーツは在庫や品質にバラつきが存在するのも事実

リサイクルパーツの最大のデメリットとして、中古品であることが挙げられるのではないでしょうか?新品パーツでは品質の安定や手厚いメーカー保証が期待できますが、リビルド品以外のリサイクルパーツは品質にバラつきがあると言えます。

また一部のリビルド品を除くとリビルド品やリンク品は保証が付帯しないと捉えるべきですし取り外したパーツをそのまま再利用する中古品は全く保証がありません。新品パーツが在庫にバラつきが少ないのに対して中古パーツであるリビルド品・リンク品・中古品は在庫にバラつきが付きものであるのもリサイクルパーツのデメリットだと言えるでしょう。

リサイクルパーツを使用したメンテナンスはどのように行うのか?

リサイクルパーツを使用したメンテナンスはどのように行うのか?
トラックの修理やメンテナンス費用を効果的に圧縮できるリサイクルパーツは非常に魅力的な存在だと言えますが、既述のデメリットが潜んでいるのも事実ですのでリサイクルパーツの利用に踏み切れない方もいるのではないでしょうか?

純正メーカーもパーツリサイクルは行っている

リビルド品・リンク品・中古品などのリサイクルパーツは、トラックメーカー以外のサードパーティが提供するものが圧倒的多数ですが、実はトラックメーカーが提供するリサイクルパーツも存在ます。

トラックメーカーが提供するのはリサイクルパーツのなかでもリビルド品やリンク品が主流ですが、メーカー自身がリビルド品やリンク品の提供を手掛けていることからサードパーティの提供するリサイクルパーツより信頼できると言えるでしょう。

メンテナンス依頼する整備工場にリサイクルパーツ使用を依頼してみよう

トラックの修理やメンテナンスを行う整備工場が新品のメーカー純正パーツ以外にも、リビルド品・リンク品・中古品などのリサイクルパーツの取扱いを行っているケースは決して珍しくありません。

トラックの修理やメンテナンスを依頼する際にリサイクルパーツの使用をリクエストすれば快く応じてくれることが多いので、修理やメンテナンス前に確認することをおすすめします。

中古トラック販売店はトラックのリサイクルを行っている

中古トラック販売店はトラックのリサイクルを行っている
中古トラックを取り扱う中古トラック販売店は、環境面・経済面双方に大きなメリットを持つリサイクル事業だと言えるでしょう。中古トラック市場に流入する大量の中古トラックのなかから問題なく再利用できる車両を見つけ出し、費用対効果の高いトラック導入のサポートを行っています。

既に使用歴のある中古トラックメンテにはリサイクルパーツが最適

新古車など特別な条件の中古トラック以外の車両は既に運送業務の第一線で使用されてきたものが一般的ですので、中古トラックは使用環境やメンテナンスなどの条件が異なりコンディションの個体差が存在します。

使用歴の長い車両の場合は購入後一定の使用期間が経過するとパーツ交換が必要となるケースも存在しますが、パーツ交換費用を効果的に抑えるため、リビルド品やリンク品などのリサイクルパーツが活用されるケースは珍しくありません。

効率的なトラック導入・維持は中古トラックとリサイクルパーツが効果的!

中古トラック販売店の利用でトラック導入コストの圧縮を行い、購入後の修理やメンテナンス費用はリビルド品やリンク品を活用することで効果的に抑えることが可能ですので、中古トラックとリサイクルパーツのマッチングで非常に高い費用対効果を得られると言えます。

まとめ

中古品の再利用というイメージがリサイクルパーツについて回るのも事実ですが、リサイクルパーツの特徴を掴んでおくことが効率的なトラックの修理やメンテナンス費用削減に繋がります。

リサイクルパーツの3つグレードを表すリビルド品・リンク品・中古品の特徴は次に挙げる3つですので、購入した中古トラックに最適なグレードのリサイクルパーツを選んで下さい。

  • 高額ではあるものの新品同様のクオリティを持つリビルド品
  • リビルド品には劣るもののクオリティと低価格を両立するリンク品
  • 多少のリスクを承知で価格重視!の方に支持される中古品

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