キャブ付シャーシ
トラックメーカーの自社工場で製造され、架装メーカーやボディメーカーによって特殊装置や上物と呼ばれるボディを搭載前の状態で、シャーシフレームにキャビン・原動機・走行装置・制動装置・灯火機などを搭載したトラックをキャブ付シャーシと呼びます。
トラックメーカーからキャブ付シャーシの状態で出荷され、架装メーカーやボディメーカーで特殊装置や上物を搭載し完成するトラックは、基本性能に関する部分のみを製造するトラックメーカーと架装・ボディメーカーとの分業で製造されていると言えます。
トラックメーカーから架装・ボディメーカーへの車両輸送はキャブ付シャーシで仮ナンバーを取得し自走することで行われるのが一般的で、輸送時はタイヤ部分への巻き込み防止装置などの取り付けが義務付けられています。
分類:形状