坂道発進補助装置
多くのトラックにはドライバー自身がクラッチやシフトレバーを操作して変速するMT(マニュアル・トランスミッション)が採用されていますが、MTトラックは坂道発進の際にクラッチ操作のタイミングを誤ると後退してしまいます。
特に積み荷を満載した状態での後退が発生しやすい傾向にあるため、積載量の大きな大型車を中心に坂道発進補助装置が搭載されています。坂道発進補助装置を起動させると、ブレーキペダルを離しても制動力が維持されトラックの後退を防止します。
クラッチが繋がると同時に坂道発進補助装置が解除され、トラックを後退させることなく坂道発進が行えます。中古トラック市場にも坂道発進補助装置搭載車両が大量に流入しており、中古トラック販売店で高コスパの坂道発進補助装置搭載車両を購入することが可能です。
分類:装備